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なぜアチーブメントの研修セミナーは怖いのか?

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これで立ち直れるかもしれない! 藁にもすがる思いで申し込んだアチーブメント「頂点への道」 スタンダードコース 。 会社をやめてフリーランスで働き始めてから、定期収入がなく、貯金を取り崩してジリ貧の生活をしていました。でも、このままではいけないことはわかっていました。藁にもすがる思いで受講費186,000円のローンを組みました。 初受講から2年間、必死に食らいついて、アチーブメントに通いました。 最初の1年に スタンダードコース(座学) 、 ダイナミックコース(実習) 、 アドバンスコース(実習) 、ピークパフォーマンスコース(座学)をすべて受け、4回の再受講も果たしました。ローンまで組んで。

アチーブメントの研修セミナーの違和感の正体とルーツ

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アチーブメント頂点への道セミナーの スタンダードコースに 初めて出たとき、 スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」 や ナポレオン・ヒル の 「思考は現実化する」 に似ているところが多く、「これはパクリ?」と嫌な予感がしました。 「7つの習慣」 や 「思考は現実化する」 に似ている分、納得できるところは多いのですが、 このセミナーが講師の青木さんのオリジナルであると印象づけるための演出 に強烈な違和感を覚えました。

ダイナミック(アドバンス)コースの研修セミナーの内容を知るための1冊

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アチーブメントの社員は、顧客(受講者)に対して、頂点への道 ダイナミックコース や ダイナミックアドバンスコース で具体的に何が行われるのか一切説明しません。表向きの理由は、「体験型研修なので、事前に内容を伝えてしまうと、先入観が邪魔して深い気づきが得られなくなるから」なのですが、本当のところは、「 宗教的洗脳商法そのものだから 」です。 ダイナミックコース や ダイナミックアドバンスコース で何が行われるのか? アチーブメント研修セミナーの内容を垣間見ることができる本があります。 マインド・レイプ-自己啓発セミナーの危険な素顔(三一書房) この本 は、著者が アークインターナショナル と ブレイクスルーテクノロジー の2社のセミナーに潜入取材したドキュメントです。

マルチ商法(ネットワークビジネス)との蜜月

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頂点への道のメイン顧客は、 スタンダードコース 、 ダイナミックコース も総じてマルチ商法(ネットワークビジネス)のディストリビューターです。 アチーブメントの当初のメイン顧客は、歩合制営業のセールスマンで、その筆頭格だったのは生命保険のセールスマンでした。その後、次第にマルチ商法のディストリビューターにシフトしていきました。 マルチ商法は、いかに早くピラミッド型の販売組織を作り、自分のピラミッドに多くのディストリビューターを増やすかが勝負で、子、孫、ひ孫、玄孫が増えていくほど、ピラミッドの頂点が儲かる仕組みになっています。 つまり、「早く信者を組織化したもん勝ち」というのがマルチの本質です。 日本に早くから進出していたアムウェイにつづいて、ニューウェイズ、ニュースキンなどの大手MLMが進出してくると、まともに営業したこともないのに歩合制営業の世界に入信した人たちが、アチーブメントのセミナーを受けるようになります。 アチーブメントとトップディストリビューターは、「信者を組織化して儲ける」という利害が一致しているので、相性抜群でした。 その代表格がニューウェイズの一派でした。アチーブメントは ニューウェイズのトップディストリビューターの本 まで出版しました。

アチーブメントの個人情報保護法違反の不法営業

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アチーブメントクラブを脱会してから数年経った今でも、アチーブメントからのダイレクトメール(DM)と電話勧誘は絶えることがありません。 このブログのヘッダーにも書いているように、アチーブメントのセミナーを同じタイミングで受講した仲間が、 マルチの仕入れやアチーブメントのセミナーに妄信的に嵌り込んで、多額の金を注ぎ込むようになったり、そのせいでノイローゼになっていったりする のを目の当たりにしました。

ダイナミックコース(研修セミナー)の内容を知るための1冊

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ダイナミックコース または ダイナミックアドバンスコース に申し込もうかどうか判断材料を探しているようでしたら、精神科医や心理学者などへの取材から感動体験型セミナーが受講者に及ぼす危険に警鐘を鳴らしている本をお薦めします。 自己啓発セミナー ― 「こころの商品化」の最前線 (新日本新書) この本 は、著者がランコード社( ライフ系セミナー の一派)のブレイクスルーテクノロジーコースなどの自己啓発セミナーに潜入取材した記録と、それに基づいた精神科医などの専門家によるコメントを交えたレポートです。

アチーブメント研修セミナー「ダイナミック(アドバンス)コース」の内容

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頂点への道「 ダイナミックコース 」「 アドバンスコース 」は、佐藤さんによる 感動体験ゲーム型 の自己啓発セミナーです。 アチーブメントに通うほどのお金もつきて、ほとぼりが覚めた今になって、よくよく調べてみると、その源流は、 ライフスプリング という自己啓発セミナーだとわかりました。 ライフスプリング は、感動体験型セミナーによる宗教商法のルーツのようなセミナーです。これを日本語化したものが、1980~1990年代に登場した ライフ系セミナー です。

アチーブメント研修セミナー「ダイナミックコース『選択の実習』」の内容

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受講者全員が2列で大きな輪を作り、向かい合った相手と「無言のコミュニケーション」を選択するというものです。

アチーブメント研修セミナー「ダイナミックコース『スタンドアップゲーム』」の内容

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スタンドアップゲームは、ダイナミックコースの中でもテンションの上がる楽しいグループセッションです。

直感は意外と正しい

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もしあなたがアチーブメントに誘われたり、薦められたら、まず↓このビデオを見てみましょう。 どうお感じでしたか。おそらく、あなたの第一印象(直感)は正しいです。

時間管理セミナーに見る大高さんの正体

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アチーブメントには、 スタンダードコース 受講者に対して、 スタンダードコース の時間管理の部分に関する補習的なセミナーを提供しています。 この講師が頂点への道セミナーの運営統括責任者の大高さんです。 私の仕事は作業時間を正確に読めないことが多いので、タイムマネジメントにはいつも悩んでいたところ、 アチのコンサルタント から薦められたので、受講しました。 しかし、これは ヒドい 。お話にならない内容でした。

アチーブメント社員の実態(インターン検討中なら必読)

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アチーブメントでは、講座の受講前後に受講生をフォローする社員のことを「コンサルタント」と呼びます。 私がアチーブメントに通った 2年間に私の担当コンサルタントは3回も変わりました 。 これは、アチーブメントという会社は、 いかに社員が定着しないか を示すものです。 私は1人目のコンサルタントの方とじっくり話し合って、

アチーブメント研修セミナー「スタンダードコース」の内容

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アチーブメントの頂点への道のスタンダードコースとは、いわゆる ライフ系セミナー 、 ナポレオン・ヒル の 成功哲学 や ブライアン・トレーシーの成功心理学講座をベースに青木さんが横綱・千代の富士の成功の秘訣にこじつけて作った研修セミナー です。 「 成功哲学 」といえば、 ナポレオン・ヒル の代名詞ですが、その要諦は、「願望の明確化」により迷いをなくし、徹底した行動管理で自己洗脳して目標を達成していく手法です。

アチーブメント研修セミナーの内容を知るための参考文献

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このブログをご覧になっている方は、アチーブメントのセミナーに誘われて申し込もうかどうか判断するために情報収集されている状況とお察しします。 そこで、「頂点への道」を受講すべきかどうか悩んでいた当時の自分に薦めたい本を紹介します。 1. 新装版 洗脳体験 (宝島SUGOI文庫) この本 は、著者が ライフダイナミック社の「ベーシック」セミナーと「アドバンス」セミナーに潜入取材したドキュメンタリー です。本書からアチーブメントがライフ系セミナーの生き残りであることを窺い知ることができます。